■ 沿革 豊後館の館主・沿革等は不明であるが、南方1kmの地に位置する潟保館の支城と考えられる。 館の西北には天正14年（1586）、仁賀保氏と矢島氏が抗争を起こした際、潟保氏が仲介をして和解した。その際、両者を接待した場所が残り、「客殿」と称する。 　■ 構成 井岡集落の東方に位置し、館域中心部に階段状の小丘が残る。 　■ 現況 現在、館跡は雑木林、墓地、畑地となっている。

■　遠望 西側より望む。

■　館域中心部 雑木林や墓地となっている。

■　土塁跡か 館域中心部に位置する。

■　北西側 空堀跡か。