いずみだて
泉館
泉館 入口  訪問年月日  2008年4月6日
 別称  −
 所在地  秋田県秋田市泉字三嶽根
 創築者  −
 主要城主  泉玄蕃入道源斎
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  山城
 構成  −
 遺構  −
 設置・復原物  説明板
 文化財指定  −
 ■ 沿革
泉玄蕃入道源斎の居館とされる。
玄蕃は湊安東氏の配下に属しており、天正10年(1582)以前より大宝寺氏・由利十二頭連合軍との戦いに参加している。
天正15年(1587)の唐松野合戦において、玄蕃は戸沢氏の軍勢相手に苦戦を強いられた。手勢50人余が討取られ、玄蕃自身も谷底に落ちて瀕死の重傷を負った。しかしその後、玄蕃は蘇生して翌天正16年(1588)、峰ノ山合戦に出陣するなどして後にも軍功を立てたという。


 ■ 構成
佐竹氏の菩提寺、天徳寺がある五庵山南東端に位置する。
熊野神社付近が館跡とされる。
遺構はほとんど不明である。


 ■ 現況
現在は熊野神社・平和公園となっている。

■ 南側道路
画像左手より泉館跡入口である。
■ 登城口か
熊野神社の参拝道であるが、往時の登城道かどうかは不明。
■ 熊野神社
熊野神社付近が館跡であったとされる。
■ 熊野神社裏
若干土塁・郭のような構造である。
■ 土塁跡か
見張り台の様にも見える。
■ 平和公園
城域奥は平和公園となっている。