かんだだて
神田館
神田館 遠望  訪問年月日  2006年9月2日
 別称  −
 所在地  秋田県秋田市太平目長崎字神田・大根沢
 創築者  −
 主要城主  −
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  山城
 構成  主郭(南郭)・中郭・北郭
 遺構  郭・帯郭・腰郭・空堀・竪堀
 設置・復原物  −
 文化財指定  −
 ■ 沿革
館主・由来など不明ではあるが、尾根づたいに位置する太平城と何らかの関係があったと思われる。


 ■ 構成
南郭・中郭・北郭と3郭で構成され、南郭が主郭と思われる。
南郭は東西・南北共に約25m程度であり、東西には土塁の跡がみられる。また南側には数段の郭と帯郭・腰郭が存在する。
中郭は小規模な郭群で構成され、北郭は東西9m×南北約35mで2郭に分けられ、南東側には帯郭と3段の腰郭が設けられていた。
また北郭の南西には空堀が、北東には空堀と竪堀がみられる。


 ■ 現況
一部道路拡張や資材置場によって破壊されており、また南側が「急傾斜地崩壊危険区域」となっていて進入できない。

■ 南側道路
神田館南側を県道28号線が通っており、かつての街道であったと思われる。
画像中央は三叉路になっているが、右側は近年できた新道であり、左側が旧道。太平城へ続いている。
■ 南側
急傾斜になっている。
■ 東側
東側には道路が通っているが、登道にあたる箇所は見当たらなかった。