おなめだて
女目館
女目館 遠望   訪問年月日  2012年4月29日
 別称  茶臼館
 所在地  秋田県大館市花岡町神山下
 創築者  
 主要城主  浅利氏
 築城年  
 廃城年  
 様式  平城
 構成  主郭
 遺構  郭・空堀
 設置・復原物  
 文化財指定  −
 ■ 沿革
女目館の詳細は明らかではないが、花岡城代の浅利九兵衛定頼が愛妾を住まわせていたとの伝承が残る。
花岡城との近接距離もあり、何らかの関連性があったものと思われる。


 ■ 構成
花岡城の南東250mの台地上に位置する。
台地東端の基部を空堀で区切って独立させており、西側と南側に幅約15mの帯郭を擁する単郭の館である。比高約12〜15mで面積は北辺約75m、南辺約100m、東辺約50m、西辺約65mで南側が中央にえぐれた「B」字型である。
北東側には隣接して比高約12mの岩盤状の独立残丘が位置し、館の一部であったと考えられる。


 ■ 現況
現在、館跡は畑地となっており、郭・空堀等の遺構は良好に残っている。

■ 遠望
北東側よりの遠望。
■ 西側空堀
館跡西側の台地基部を区切る空堀跡。
■ 虎口跡か
入口が設けられているが、往時の物かどうかは不明。
■ 主郭
現在は畑地となっている。
■ 主郭東側
一部にマウンド状の盛上りが存在する。
■ 南側切岸
中央部がえぐれている。
■ 独立残丘
館跡北東側に位置する。
■ 独立残丘頂部
頂部は平場となっている。
■ 独立残丘よりの眺望
南東側を望む。
■ 北東側の眺望
花岡城方面を望む。