おおづつみだて
大堤館
大堤館 標柱  訪問年月日  2005年5月14日
 別称  −
 所在地  秋田県秋田市外旭川神田字大堤
 創築者  −
 主要城主  浪岡右近慶好
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  山城
 構成  −
 遺構  郭・腰郭・空堀・土塁
 設置・復原物  標柱
 文化財指定  −
 ■ 沿革
浪岡右近慶好の居館とされる。
慶好は浪岡北畠氏の最後の当主 浪岡顕村の子であるが、浪岡氏滅亡後は湊安東氏を頼った。愛季・実季に仕え、愛季からは岩倉の姓と「季」の字を拝領し、岩倉季慶を名乗っている。
主に安東氏の外交担当として活躍し、後に実季の三春移封にも従ったという。

大堤館跡より僅か1km弱南東の位置にある泉館との関連性が推察されるが、詳細は不明である。


 ■ 構成
五庵山の標高54mの丘陵に位置する。
土塁・空堀等が認められる。


 ■ 現況
現在は大部分が平和公園となっている。

■ 土塁跡か
往時の物かどうかは不明。
■ 郭跡か
東屋の周辺が土塁状に囲まれているが、これも往時の物かは不明。