おともだて
小友館
小友館 入口  訪問年月日  2007年4月17日
 別称  阿彦館
 所在地  秋田県秋田市下新城小友
 創築者  阿部氏
 主要城主  阿部
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  山城
 構成  本丸
 遺構  土塁
 設置・復原物  標柱
 文化財指定  −
 ■ 沿革
小友館は新城周辺を支配した阿部氏の居館であった。阿部氏は安東氏の一族であるとされ、阿彦氏とも称する。一説には安東久季が館主であったとされる。
永享6年(1434)頃の館主は阿部綱末の子、中務小輔久末といわれている。
阿部氏は近隣の岩城館を居館とする岩城氏の勢力が増大すると共に次第に衰退していった。


 ■ 構成
標高193mに位置する。
本丸跡・馬場跡・権現台・馬洗場跡・見張跡・大井戸跡などが残っており、土塁・空堀も存在する。


 ■ 現況
現在は公園として整備されている。

■ 登道
城域南側よりの道。麓から登るとかなりの行程である。
■ 入口
南側より入る。
■ 登城口
南側の郭に直結する。
■ 南側の郭
東と西の平場に別れている。
■ 西側の平場
東の平場に比べて低い位置にある。
■ 西の平場より東の平場を望む。
西と東の間は一段低くなっており、空堀であったのか平場であったのかは不明。
空堀にしては広すぎる。
画像左上に写る東屋が東の平場。
■ 東側の平場
西側より高所に位置し、切岸で囲まれている。
■ 南端切岸
画像奥は西の平場、手前が東である。
■ 本丸跡
城域の北側奥に位置する。
こちらは公園として整備されていないため、木々に覆われている。
■ 本丸跡堀切
本丸と南側を区切る堀切跡。