しんだて
真館
真館 土橋跡  訪問年月日  2012年4月14日
 別称  −
 所在地  秋田県大館市比内町新館字真館
 創築者  −
 主要城主  真館九蔵
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  山城
 構成  主郭
 遺構  郭・空堀・土橋
 設置・復原物  −
 文化財指定  −
 ■ 沿革
真館の詳細は不明であるが、『浅利與市侍分限』によると、「御小姓 真館九蔵」の居館であったとされる。


 ■ 構成
長岡城の南方約500の地に位置し、犀川東岸の丘陵先端を利用した単郭の城館である。
丘陵の根本を幅5〜8mの空堀で分断しており、土橋によって通路が確保されている。主郭は東西約100m×南北約140mの規模であり、土塁や腰廓・帯郭などの防御施設は見られない。


 ■ 現況
現在、主郭跡は畑地となっている。

■ 土橋跡
主郭の東側に設けられた土橋であるが、往時のものか後世のものであるかは不明。
■ 土橋南側空堀跡
空堀の一部が畝堀状となっている。
■ 土橋北側空堀
北側へ行けば行くほど空堀の幅が広くなっていく。
■ 主郭跡
東西約100m×南北約140mの規模であるが、道路敷設工事により西側の一部が破壊されている。
■ 主郭北東側空堀
最も幅が広くなっている部分である。
■ 西側外周
現在は国道285号線が通るが、かつてはもう少し西側に郭が伸びていたものと思われる。