とがしだて
富樫館
富樫館 標柱  訪問年月日  2003年11月1日 / 2007年9月23日
 別称  内館
 所在地  秋田県大仙市神宮寺字本郷野
 創築者  富樫左衛門佐誠白
 主要城主  富樫氏
 築城年  文和年間(1352〜55)
 廃城年  永正5年(1508)
 様式  平城
 構成  −
 遺構  郭跡・堀跡
 設置・復原物  標柱
 文化財指定  −
 ■ 沿革
富樫家文書『私屋敷内城与申由緒語伝之事』によると、文和年間(1352〜55)に、富樫左衛門佐誠白が率いる主従17騎が加賀国よりこの地に流れ付き、館を築いたとされる。

永正5年(1508)、富樫氏6代忠之の時に大曲村の土屋館へ移り住んだ。
同時に富樫館は破却されたものと思われる。


 ■ 構成
富樫館は四方を沼や川に囲まれた要害であった。
かつては神宮寺駅前には東西に広がる水堀があったとされる。


 ■ 現況
現在、館跡は水田・住宅地となり遺構は殆ど残っていない。

■ 南部よりの遠望
国道13号線より望む。
■ 堀跡
神宮寺駅前にかつて堀跡が存在していた。
■ 北側よりの遠望
田んぼとなっている。
■ 郭跡か
段差が見受けられる。