どやだて
土屋館
 土屋館跡標柱  訪問年月日  2004年8月14日 / 2007年6月2日
 別称  −
 所在地  秋田県大仙市大曲中通町
 創築者  富樫忠之
 主要城主  富樫氏
 築城年  永正5年(1508)
 廃城年  −
 様式  平城
 構成  −
 遺構  水堀
 設置・復原物  標柱
 文化財指定  −
 ■ 沿革
富樫氏は文和年間(1352〜55)に加賀国より主従17騎で落ち延び、神宮寺の富樫館に居住していた。
永正5年(1508)、富樫氏6代左衛門忠之の代に大曲村の土屋館に移り住み、天文5年(1536)には戸沢氏の家臣となった。

元亀元年(1570)、忠之の子である富樫左衛門太郎勝家の時、戸沢氏の命により高梨村に孔雀城を築き移り住んだという。
土屋館のその後の顛末は不明である。


 ■ 構成
土屋館は丸子川北岸、大曲城の東側に位置していた。


 ■ 現況
現在は館跡の殆どが市街地化され、遺構を確認することは難しい。
東側に僅かに水堀跡と思われる用水路がある。

■ 土屋館跡標柱
丸子橋の北側に建つ。
■ 土屋館跡
現在は市街地化され殆ど遺構は残っていない。
■ 丸子橋
この橋の北側(画像手前側)が土屋館跡である。