つきだて
築館
築館 遠望  訪問年月日  2009年4月10日
 別称  −
 所在地  秋田県由利本荘市矢島町城内築館
 創築者  畠山重忠か
 主要城主  −
 築城年  鎌倉時代初期か
 廃城年  −
 様式  平城
 構成  −
 遺構  −
 設置・復原物  −
 文化財指定  −
 ■ 沿革
館主は不明であるが、伝承によると畠山重忠が矢島地方を馬草領地として統治する際、代官を遣わしてて築館に代官所を置いたといわれる。


 ■ 構成
北東部を子吉川の崖が、南西部は荒沢川、東部は田沢川と三方を川に囲まれた地に位置する。
後世の改変が著しいが、一部周囲を土塁や空堀で囲まれており、単郭の館であったと推定される。


 ■ 現況
現在は住宅地となっており、遺構はほとんど残っていないが、古峯神社周辺にわずか郭・土塁・空堀などと思わしき遺構が残る。

■ 古峯神社
築館跡に祀られる。
■ 主郭跡か
古峯神社境内となっている。
■ 神社外周
段差が確認できる。
■ 空堀跡か
南側に空堀跡とおもわれる地形が存在する。
■ 西部外周
空堀跡か。後世の改変の可能性もある。
■ 東側外周
住宅地となっている。
■ 北側堀切
宅地の敷地として樹木などにより埋もれかけているが、往時の遺構と思われる。
■ 北側端部
画像右側の道路は奥で矢島街道と交差している。