赤石館 遠望  訪問年月日  2007年8月18日 / 2009年4月11日
 別称  −
 所在地  青森県西津軽郡鯵ヶ沢町赤石町
 創築者  対馬弥右衛門(権右衛門)
 主要城主  対馬氏
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  山城
 構成  −
 遺構  −
 設置・復原物  郭
 文化財指定  −
 ■ 沿革
赤石館は日照田集落の東方約200mの丘陵が城域であったともされているが、それぞれ別個の城館であったと思われる。ここでは日照田集落の山城を「赤石城」、赤石町内の城館を「赤石館」として扱う。

延徳3年(1491)に大浦光信が種里城を居城として津軽の地に入部した。これに従った対馬弥右衛門(権右衛門)は赤石方面の地を賜り、赤石館を拠点に開拓に従事した。
この対馬弥右衛門は別所館の対馬築後と同一人物であったとされる。


 ■ 構成
赤石館は赤石本町の東側丘陵端に位置し、東西約300m×南北約150mの規模である。


 ■ 現況
現在、赤石館跡には松源寺が位置し、東方一帯はりんご園や畑となっている。
ここからは土師器や須恵器が出土している。

■ 入口
松源寺入口である。
■ 北側縁部
松源寺の山門が建てられている。
■ 主郭跡
松源寺境内となっている。
■ 主郭跡
■ 古碑群
南北朝期の物であると思われ、裏山の清安寺跡にあったとされる。
■ 主郭跡南側
現在は畑地となっている。
■ 主郭跡東側縁部
本堂裏となっている。
■ 主郭跡東側
現在は果樹園となっている。





あかいしだて
赤石館