はらこじょう
原子城
原子城 主郭跡  訪問年月日  2006年8月19日
 別称  原子館
 所在地  青森県五所川原市大字原子字山元
 創築者  −
 主要城主  原子平内兵衛
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  平城
 構成  主郭
 遺構  郭・土塁・掘
 設置・復原物  −
 文化財指定  −
 ■ 沿革
原子城の創建に関しては明らかではないが、城主に原子平内兵衛の名が見える。
平内兵衛は浪岡北畠氏の重臣であり、元亀年間(1570〜1572)から天正年間(1573〜91)の頃、原子城にて浪岡御所の北西の守りを固めていた。その事から天正6年(1578)、大浦(津軽)為信の浪岡城攻撃の際に原子城も攻撃されたものと思われる。
『津軽一統志』では平内兵衛が、浪岡城落城後に南部へ逃れていた記述が見られる。


 ■ 構成
主郭と思われる場所は八幡宮の西側に位置する郭で、東西約65m×南北約90m程の広さである。


 ■ 現況
城跡は現在果樹園となっている。

■ 原子城遠望
国道101号線沿いに位置する。
■ 八幡宮入口
■ 分岐
上記画像奥へ進むと左手に八幡宮、右手にはさらに奥へ進む分岐点がある。
■ 八幡宮へ
左へ進むと八幡宮である。鳥居を越えた右側が妙に盛り上がっているようだ。
■ 八幡宮
境内。
■ 土塁跡か
上々記画像の盛り上がりである。郭のような・・・
■ 主郭跡か
周りは果樹園か林なのだが、ここだけ開けている。
■ 主郭跡か
分岐点から右へ、奥に進んだところから望んだところ。
画像左手奥が八幡宮境内である。
■ 平場
国道101号線沿い、八幡宮脇に平場がある。郭の跡だろうか・・・