■ 沿革
七ツ石町南方の丘陵上にある。館主は鯵ヶ沢館より移り住んだ津軽百助信隆であるといわれる。
鯵ヶ沢の湊はより広く深い湊を求めて新地から七ツ石方面に移動したため、津軽百助もそれに伴い鯵ヶ沢館から七ツ石館に移動したという。
■ 構成
東と西は深い沢になっており、北側は断崖で容易に登れない。
全体的に高台となっており、主郭と思われる所は一段と高くなっている。その東側は土塁を経て2〜3m低く帯郭となる。さらに10m位下った所に石上神社がある。
■ 現況
現在は石上神社と森林になっている。
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■ 遠望
鯵ヶ沢町内を通る旧国道101号線から左に入って石上神社に向かう小道がある。
この画像がその小道である。真正面に石上神社入口が見える。 |
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■ 石上神社
石段を登りきった所はちょっとした平地になっており、石上神社が祀られている。
この奥が主郭跡という。 |
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■ 空堀跡
石上神社裏手は繁みがすごく、主郭の遺構が確認しづらい。
これは空堀跡と思われる。 |
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