諏訪堂館 主郭跡  訪問年月日  2006年8月20日 / 2009年5月4日
 別称  −
 所在地  青森県南津軽郡田舎館村諏訪堂
 創築者  −
 主要城主  
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  平城
 構成  本郭・北郭・南郭
 遺構  郭・堀・土塁
 設置・復原物  −
 文化財指定  −
 ■ 沿革
諏訪堂館の館主・沿革は不明である。
恐らくは大光寺城の安東氏の支城であったものと思われる。

天正13年(1585)5月、大浦為信が田舎館城を攻撃する際、本郭に陣を構えたとされる。


 ■ 構成
諏訪堂館は田舎館城の西方約2kmの地に位置している。
本郭・北郭・南郭の3郭で構成され、周囲との高低差は約2m程である。
本郭は東西250m×南北250mで中央に位置し、本郭の北西側に東西400m×南北200mの北郭が、南側には東西200m×南北200mの規模の南郭が位置していた。
各郭の間には堀で囲まれていた。


 ■ 現況
諏訪堂集落の全域が館跡であったと思われる。
現在、本郭跡には稲荷神社が祀られているが、各郭は住宅・水田となっている。

■ 稲荷神社入口
諏訪堂集落中央に位置する。
■ 稲荷神社参道
かつての主郭跡である。
■ 稲荷神社境内
■ 稲荷神社裏手
段差が確認できる。
■ 主郭東端
段差が確認できる。
■ 城域
中心部を県道41号線が通っている。
■ 北郭跡
現在は宅地・果樹園となっている。
■ 南郭跡
現在は宅地となっている。
■ 堀跡か
館跡東端に水路が存在する。





すわどうだて
諏訪堂館