垂柳館跡  訪問年月日  2009年5月4日
 別称  −
 所在地  青森県南津軽郡田舎館村垂柳
 創築者  −
 主要城主  鹿内但馬守
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  平城
 構成  本郭・二ノ郭・三ノ郭
 遺構  郭・堀・土塁
 設置・復原物  −
 文化財指定  −
 ■ 沿革
垂柳館の創建時期は不明である。
「垂柳」とは、浪岡城主である北畠氏四天王の垂柳(すいやなぎ)氏から来ているとされるが、詳細は不明である。
天正年間(1573〜93)の頃には鹿内但馬守が館主であったと伝えられ、この鹿内氏と垂柳氏は同一と思われる。


 ■ 構成
垂柳館は本郭・二ノ郭・三ノ郭の3郭より構成されている。
本郭は西端に位置し、東西150m×南北250mの規模である。本郭の東側に二ノ郭が、さらにその東側に三ノ郭が位置し、二ノ郭は東西100m×南北100m、三ノ郭は東西200m×南北250mの面積であったと推測される。
各郭間は幅約15m、深さ2mの堀で区切られていた。


 ■ 現況
現在、本郭跡は果樹園となっている。
二ノ郭・三ノ郭跡は宅地・水田・果樹園となっている。

■ 三ノ郭
東側に位置する。現在は住宅地となっている。
■ 神明社境内
三ノ郭跡に祀られている。
■ 二ノ郭跡南側
周囲より2m程高くなっている。
■ 二ノ郭跡
現在は空地となっている。
■ 主郭跡遠望
二ノ郭側より望む。
■ 主郭跡
北西端に位置する。現在は果樹園となっている。





たれやなぎだて
垂柳館