岩尾館跡 |
訪問年月日 |
2006年5月3日 |
別称 |
− |
所在地 |
福島県喜多方市熱塩加納町宮川字岩尾 |
創築者 |
? |
主要城主 |
佐原氏か |
築城年 |
? |
廃城年 |
? |
様式 |
山城 |
構成 |
主郭 |
遺構 |
郭・堀・墓石 |
設置・復原物 |
− |
文化財指定 |
− |
■ 沿革
岩尾館には佐原氏(佐原義連)が築いたとされるが、詳しい築城者と築城年代は不明である。
恐らく位置的に鑑みて青山城の支城的役割であったと思われる。
仮に青山城の支城だったとすれば築城時期は佐原氏が加納荘を封じられた宝治元年(1247)以降の13世紀半ばから後半、廃城時期は加納荘の領主であった佐原氏が滅亡したとされる応永9年(1402)頃であろうと推察される。
■ 構成
主郭は佐原氏の屋敷及び太子堂の付近一帯であると推定される。
主郭の西側は土塁によって区切られており、北側には帯郭が設けられている。
■ 現況
現在主郭跡には館主の墓と伝えられる五輪塔が数基存在する。
遺構は宅地化によってほとんど残っていないが、主郭西側の土塁が一部残存している。
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■ 太子堂石碑
その他板碑が数基存在する。館主の墓とも伝えられる。 |
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■ 堀跡か
小川が流れているが、堀として利用されていたのかもしれない。 |
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