ごじょうまるだて
五条丸館
五条丸館 土塁跡  訪問年月日  2007年9月15日 / 2008年11月22日
 別称  −
 所在地  岩手県北上市上江釣子
 創築者  −
 主要城主  −
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  平城
 構成  東郭・西郭
 遺構  土塁・堀
 設置・復原物  −
 文化財指定  −
 ■ 沿革
五条丸館は館主・沿革共に不明である。
しかし五条丸古墳群近くに位置し、古くより居住地として利用されていたものと思われる。


 ■ 構成
郭は東西の2つに分かれている。
西郭は東西約70m×南北約55mの面積であり、北側・西側に高さ約2m、幅約7〜8mの土塁が設けられ、西側の土塁外側には幅約9mの堀跡が存在する。
東郭は東西約50m×南北約65mの面積であり、東西の郭間には幅約6mの堀跡が存在する。
西郭の民家の屋号を「館屋敷」といい、東郭の民家の屋号を「前館」という。


 ■ 現況
現在、館跡は宅地となり遺構は殆ど残っていないが、土塁の一部が残っている。

■ 西郭土塁跡
西郭北辺の土塁である。
■ 西郭土塁跡内側
現在は畑となっている。
■ 北側
北側より望んだところ。
■ 西郭
画像真ん中右手に伸びている小路が東西郭跡の間の堀跡である。
■ 水堀跡
南側を流れる水堀跡である。
■ 水堀跡
南側東西を流れている。