■ 沿革
蓮見館の沿革・館主等は不明である。
かつて館の南側に存在する沼に咲く蓮が見事であった事から「蓮見」と呼ばれたという。また、八幡館の由来は、かつて源八幡太郎義家が安倍貞任を攻略する際に陣を敷いた事から付いたという。
■ 構成
藤根地区では最も規模の大きい館である。
西方約7kmの地に位置する尻平川から流れる水により、館跡の南側には大きな沼が存在し、水堀の役割を果たしていたという。
■ 現況
現在、館跡は宅地化や圃場造成により遺構はほとんど消失している。
また、周辺の湿地はザゼンソウの大群落としても有名である。
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■ 稲葉神社
館跡の西側に位置する。
宝徳2年(1045)の建立という。 |
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■ 館跡
現在は主に水田・湿地帯となっており、ザゼンソウの群生地として名所となっている。 |
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■ 館跡
東側は水田となっている。
一部、郭跡と思わしき凸部が見受けられる。 |
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