にっぺいだて
新平館
新平館跡  訪問年月日  2003年9月23日 / 2010年5月3日
 別称  日平館・マッコノセバ
 所在地  岩手県北上市新平
 創築者  −
 主要城主  −
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  平城
 構成  −
 遺構  土塁・堀
 設置・復原物  説明板
 文化財指定  −
 ■ 沿革
新平館の沿革・館主等は不明である。
延暦23年(804)、胆沢城と徳丹城との間に駅家を設けた跡地とされる。一説にはその後、和賀氏の時代に館が存在していたともいわれる。


 ■ 構成
東西南北それぞれの面を正面として空堀が廻らされていた。西北隅が斜めであったため、正方形というより五角形に近い形状であったという。
空堀の深さは約3m、幅約7.5mのV字型であり、どちらかというと館の空堀というよりは牧場で家畜の脱走を防止する「牧ぶくろ」の形状に近いという。


 ■ 現況
現在、館跡には皇大神宮が祀られ、空堀の一部が残っている。

■ 皇大神宮入口
北東側よりの入口である。
■ 皇大神宮
■ 堀切跡か
後世の改変の様にも見受けられる。
■ 館跡
雑木林となっている。
■ 三ノ丸跡
三ノ丸の内側である。
■ 空堀跡
南側に一部が残る。
■ 遠望