更木館 説明板  訪問年月日  2003年5月24日 / 2008年4月26日
 別称  八幡館
 所在地  岩手県北上市更木31地割
 創築者  和賀氏
 主要城主  和賀式部太輔忠明・八重樫源蔵
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  山城
 構成  −
 遺構  −
 設置・復原物  説明板
 文化財指定  −
 ■ 沿革
更木館は和賀氏の居館であり、黒岩城から本拠を移したとされる。
さらに後には更木館から二子城に居城を移したという。
地元では館主として多田(和賀)式部太輔忠明の名が伝わっている。

和賀氏が二子城に移った後は、和賀氏の重臣である八重樫源蔵が居館した。その後も更木館には家臣が居を置いていたものと思われる。


 ■ 構成
北上山地西端の低地に突き出た標高50mの丘陵に位置する。
尾根に沿って東西に伸びており、東西約400m×南北約200mの規模であった。中央を主郭とし、その西側・東側にそれぞれ郭が設けられていた。


 ■ 現況
現在は西端の一部が「更木館しらゆり公園」となっているが、殆どが農地改良のため遺構は破壊されている。主郭の中心部には古井戸が近年まで残っていたという。

■ 入口
西側より望んだところ。
■ 外周
南側外周であるが、田畑となり遺構は殆ど破壊されている。
■ 段差
段差が残るが、往時の遺構か「しらゆり公園」造園時のものかは不明。
■ 地図





さらきだて
更木館