■ 沿革
館主・沿革は不明であるが、位置的に鹿島館の支城的役割を果たしていたとも考えられる。
この地は縄文時代の集落跡が見つかっており、太古より居住地として機能していたと思われる。
■ 構成
鹿島館の西方約400mの丘陵上に位置する。
頂部が主郭と推測され、空堀によって区切られている。
■ 現況
現在、館跡は雑木林となっており、一部が工場やゴルフセンターとなっている。
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■ 堀切跡か
現在、車道となっているが、堀底であった可能性もある。 |
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■ 主郭北東端
周囲より一段小高くなっており、木々が無ければ北上平野が一望できる。
物見であった可能性もある。 |
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■ 主郭空堀跡
東西に伸びて主郭を南北に分断している。 |
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■ 南側縁部空堀・土塁跡
南側端に空堀、その外側に土塁が設けられている。 |
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