ようしゅうだて
柳上館
柳上館 堀切  訪問年月日  2003年5月31日 / 2010年5月3日
 別称  −
 所在地  岩手県北上市上鬼柳
 創築者  −
 主要城主  −
 築城年  −
 廃城年  −
 様式  山城
 構成  −
 遺構  郭・土塁・空堀・堀切
 設置・復原物  −
 文化財指定  −
 ■ 沿革
館主・沿革は不明であるが、位置的に鹿島館の支城的役割を果たしていたとも考えられる。
この地は縄文時代の集落跡が見つかっており、太古より居住地として機能していたと思われる。


 ■ 構成
鹿島館の西方約400mの丘陵上に位置する。
頂部が主郭と推測され、空堀によって区切られている。


 ■ 現況
現在、館跡は雑木林となっており、一部が工場やゴルフセンターとなっている。

■ 北西端
切立った崖となっている。
■ 堀切跡か
現在、車道となっているが、堀底であった可能性もある。
■ 入口
北側より登る。
■ 登道
虎口であったか、後世の改変かは不明。
■ 主郭北東端
周囲より一段小高くなっており、木々が無ければ北上平野が一望できる。
物見であった可能性もある。
■ 主郭跡
頂部全体が郭であったと思われる構成。
■ 主郭空堀跡
東西に伸びて主郭を南北に分断している。
■ 空堀跡
一部Y字に区切られている箇所。
■ 南側縁部空堀・土塁跡
南側端に空堀、その外側に土塁が設けられている。