■ 有屋峠探訪 その6


有屋峠周辺図









帰路につく。
先程の大展望の岩場の上に至ると、いかにもこちらの方が峠道という雰囲気。










帰路は殆ど画像を残していない。

疲労困憊のため、とにかく下山する事だけを考え、
何とか登山口まで辿り着く。

まるで敗残兵のように…










シューネスハイム金山。

ここの温泉で汗を流し、着替えてフルーツ牛乳を1本すすると
何とか気力も沸いて来て…










思わず訪れてしまった真室川町の正源寺。
ここには小野寺氏と最上氏との間で因縁深い鮭延越前守秀綱の墓が祀られている。

さらにこの寺が有名なのはトリッキーな構造で、
山門を潜ると…










踏切が現れる。しかもこの踏切、冬期間は通行禁止との事。
冬、関係者の方々はどうしているのでしょうか。










鮭延越前守秀綱公墓所。










帰り道、山形県境を越えた頃より不穏な天候に。
院内を通る頃には雷と共に土砂降りが!

ここでふと想像したのが、この土砂降りに登山途中で遭遇したら…

恐らく前にも後ろにも進めず遭難か。
いや、増水した黒森沢に流されていたかもしれない。
その前に増水のために渡河出来ずに帰れなかったかも…

想像するだけで背筋がゾッと。









何はともあれ、宿願であった有屋峠探訪は無事終了した。
次回、9月の新説ルートにいよいよもって期待が高まるT山であった。







「Ate breve Obigado!」





  その5へ     TOPへ